このところ、新聞の社会面を賑わしているIP電話関連業者がありますね。(株)近未来通信です。
IP電話サービス事業を展開する中で、一般加入電話網に接続するための中継局を開設するための資金集めのため、
中継局オーナーを募集していたはずだったのですが、実態はあまりにもお粗末なもので、実質的には詐欺事件ではないかと思えます。なにしろ、この中継局ビジネスについては、(ちょっと知識があれば)成立しないだろうことは容易にわかる話で、かなり以前からネット上でも噂が立っていたんですよね。
そういえば、以前、IP携帯電話になると称して怪しげなアダプタを販売していた業者もありましたね。(参照)
この時も、あまりにも胡散臭すぎて、2チャンネルなどで大きな話題になっていました。
それにしても、あんな単純なネタに引っかかる投資家って多いんですね。投資家って人たちは、投資対象についてもっと真剣に調べないのでしょうか?近未来通信にしてもJMネットワークにしても、ちょっとググれば情報はすぐに見つかるはずなんですけどね~。
さて、次に「IP電話」ネタで登場する魑魅魍魎は誰なんでしょう?投資家の皆さん、猿に笑われないためにも、IP電話について勉強してくださいね。
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