日本の国技、相撲の人気が低迷していますね。今年の大相撲名古屋場所に至っては新弟子検査の応募者がゼロだったというから相撲人気の凋落振りは明白です。
そりゃ、そうでしょう。相撲道とか歴史ある国技だとか言って、引退した小錦がタレントに転身する時も芸名にすることを拒んだくせに総合格闘技K-1に転身した曙にはなにも言わず。もっとも、小錦は「KONISHIKI」を名乗るうっちゃり技で相撲協会の矛先を交わしたのは見事だったと思うんですよね。
前置きはともかく、地方巡業を病欠しながら母国モンゴルでサッカーに興じたという朝青龍の扱い次第では、さらに相撲人気が低下すると思うのは私だけでしょうか?
2場所出場禁止,謹慎処分を言い渡された直後に、鬱状態で帰国療養が必要という診断には疑問がありますね。まさか、それをそのまま認めるようでは「相撲道も地に落ちた」と言わざるを得ません。
そもそも、朝青龍に横綱が相応しかったのか?と思うんですよね。そりゃ、対戦成績だけを見れば、十分に横綱の資格はあったのでしょうが、それだけで良かったのですか?心・技・体揃ってこそ横綱を締める資格があるのじゃないでしょうか?
かつて横綱になり損ねた小錦は、対戦時に押しつぶしたことで負傷した舞の海の身体を心配したそうですが、朝青龍は対戦相手を足蹴にしたり、負けた相手の車を壊すなど、ガキ大将のような行動も目立ち、今回の一件でも精神的な弱さが目に付きます。
謹慎処分に対し、母国に帰って療養したいなどというのでは横綱の風格などありません。素直に引退して、母国に帰り、サッカー選手にでもなればいいんです。相撲協会もこれ以上甘やかさない態度が必要不可欠でしょう。相撲人気復活のためにも一考してほしいところです。
協会指名の心療内科・精神科の専門医による診断が出たようですね。
「急性ストレス障害」という診断に異論はありません。
今度こそ、ホンモノの病気になったという診断なのでしょう。
(まだ最終結論は出ていませんが)医師の処方次第でしょうね。
高砂親方の「2、3日様子をみたい。入院させるのも一つの手だて。モンゴルに帰国するのは良くないと思う」という発言は現役続行を前提としたものだと思いますが、本人の健康を考えるなら、このような診断が出た以上、帰国も考慮すべきでしょう。
ただし、言うまでもありませんが、“引退”がセットでなければ大衆は納得できません。
さぁ、土俵一杯、追いつめられた朝青龍、いや相撲協会はどういう結論を見せてくれるのでしょう?まだまだ目が離せない結びの一番ですね。
投稿情報: はつかり | 2007/08/07 20:40
結局モンゴルに帰国ですか...。
治療するのは、「解離性障害」だけなのかな?
巡業をさぼる要因となった「腰椎の疲労骨折」はどうなったのでしょう?
こんな記事がありましたが、まぁ、そんなところでしょうね。
こんな横綱もいらないし、相撲協会も不甲斐なさすぎます。
八百長疑惑もあることだし、さっさと除名を言い渡し、帰国させればよかったんですよ。
投稿情報: はつかり | 2007/08/29 08:02