「京都府警下鴨署は24日、ラーメン店の入り口ドアガラスを蹴(け)破ったとして、京都市左京区一乗寺里ノ前町、京都大経済学部4年、吉岡風志(かざし)容疑者(27)を器物損壊容疑で緊急逮捕した。
逮捕容疑は23日午後11時15分ごろ、同区一乗寺のラーメン店で、具材に豚肉、スープに鶏ガラが使われていることに憤慨し、店を出る際ドアを 蹴ってガラス1枚を割ったとされる。宗教上の理由と話し「足でドアを開けたことがなく力加減が分からなかった」と故意だったことは否定しているという。
同署によると、吉岡容疑者は店員にラーメンの素材について質問しただけで、注文はしなかった。店の南西約500メートルの路上を歩いているところを、署員に見つかった。入店当時、酒に酔った様子はなかったという。【成田有佳】」(毎日新聞 2009年7月24日11時8分)
所詮は言い訳だろうと思いますが、ネタ振りに使わせて頂きます。(笑)
「宗教上の理由」ですか・・・。
ユダヤ教やイスラム教、ヒンズー教など、牛や豚を食べてはいけない宗教もありますからね。
諸外国では国家をあげて特定の宗教を信仰している国もありますし、戒律が厳しいだけでなく、排他的な宗教もあるので、迂闊なことは書けませんが、我が国では、誰がどのような宗教を信仰するのも自由ですけど・・・。
信仰の自由は、裏返せば「他人に強要することはできない」わけで、自分自身が食べられないからと言って、ラーメン屋に非はありません。そう言えば、20年ほど前、中学校の同級生から「久しぶりに会いたい」という突然の電話があり、待ち合わせたところ、創価学会の集会に連れて行かれたことがあります。強引に会場まで連れて行かれたのですが、トイレと称して脱出し、その同級生とは絶縁したことがあります。
もっとも、そこまでの対処をしたのはこの同級生だけで、友人の中には熱心な宗教家は何人かいますが、勧誘してこない限り、ごく普通の付き合いを続けていくつもりはありますし、冠婚葬祭などで、その宗教の儀式があるのなら、それに沿って対応するつもりはあります。
つまり、宗教が嫌いなわけではありません。宗教を否定することもありませんし、他人が何を信仰していようと口を挟むつもりはありませんが、第三者に押しつけるような信者だけは大嫌いなのです。
ちなみに、我が家には神棚も仏壇もありますし、神社や仏閣に行けばお賽銭を上げ、参拝はしますし、結婚式は山中湖の教会であげましたが、基本的には無宗教です。死んでも、戒名を貰うつもりはありません。幸い、我が家の墓は霊園なので、寺のしがらみもありません。
10月23日 追記
元ネタの京大生について、こんな報道が出てきました。
「大阪府高槻署は23日、覚せい剤取締法違反(所持)容疑で、京都大学経済学部4年の吉岡風志(かざし)容疑者(28)を逮捕したと発表した。高槻署によると、10月3日に現行犯逮捕した際には「健康のために覚醒剤の粉を持っていた」と容疑を認めていたが、今は「覚醒剤とは認識していなかった」と否認している。
逮捕容疑は、10月3日午後2時10分ごろ、大阪市西成区内で、覚醒剤0.01グラムの入ったポリ袋1袋を所持していたとしている。
高槻署によると、吉岡容疑者は、乾燥大麻0.865グラムもポリ袋に入れて持っていた。自宅から未使用の注射器1本を発見、押収したが、尿検査では薬物反応はなかったという。
高槻署によると、吉岡容疑者は14年4月に京都大学に入学。4年間休学し、その間ドイツに半年間留学するなどしていたが、現在は復学している。吉岡容疑者は「大学の教授になりたいので、早く釈放してほしい」と話しているという。(msn産経ニュース )」
やっぱりね。そんなことだろうと思っていました。それにしても、無茶苦茶なことばかり言っていますねぇ。
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