我が家には神棚もありますし、祖父母の位牌が納められた仏壇もあります。そうそう、私の結婚式は教会で挙げました。
神社や仏閣、聖堂などは嫌いではありませんし、それぞれの場所では賽銭なども奉じます。しかし、神道も仏教もキリスト教も信じているわけではありません。強いて言えば、我が国に古来からある自然信仰や排他的でない神道が好きという程度の、典型的な現代日本の無宗教者なのです。
というわけで、他人がどんな宗教に染まっていても基本的には否定しません(ただし、オウム真理教のような似非宗教は強く否定します。しかし、他人に(自分の信じる)宗教を押しつけられることだけは大嫌いです。
もう20年以上昔の話になりますが、都内で一人暮らしをしていた頃、中学時代の同級生から突然電話が掛かってきて、久しぶりに会いたいと言われ、待ち合わせをしたところ、迎えにきた同級生の車で創価学会の集会に連れ込まれたことがあります。会場に着いたところで「宗教は嫌いだから帰る」と言ったものの強引に会場に連れ込まれたので、頃合いを見計らってトイレに行くと称して抜け出し帰宅しました。その後の彼の消息はわかりません。後になって知ったことですが、当時、他の同級生もしつこい勧誘を受けていたそうです。
それにしても、宗教の勧誘は多いですね。ポストに案内を入れておくだけなら、まだ許せますが、嘘をついてまで勧誘する姿勢が許せません。(その人の信じる)神はソレを奨励しているのでしょうか?
なぜ、急にこんな話題を書いたかというと、今朝も宗教の勧誘がきたからです。呼び鈴が鳴ったのでドアを開けると、自分の氏名を名乗り「営業や勧誘ではありません」と切り出します。もうこの時点で大凡の正体はわかっていますが、今朝は暇だったので一言だけ語らせてみることにしました。
私「はい、それではなんのご用でしょう?」
相手「ボランティアで近所を回っていまして、是非お読みいただきたいものが~」
ここで、嘘がはっきりしました。だいたい何のボランティアなのでしょうね。宗教団体に対して無報酬で勧誘活動をするという意味でしょうか?間違っても社会奉仕などではありませんから、ボランティアなどと名乗って欲しくないですね。
というわけで、ここで追い返すことにしました。
私「宗教ですね」
相手「は、はい。キリスト教の~」
私「勧誘ですね。宗教は大嫌いです。私はノーキョーですから」
この一言で、会話は終わりました。
次回は、勧誘にきた人を他の宗教に逆勧誘してみようかしら?さすがに新興宗教は怪しげですし、中東系の宗教は下手にネタにすると危険なので、自然宗教か神道あたりが無難でしょうね。
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