北京オリンピックの聖火リレーは多くの妨害に遭っているようですね。パリ(仏)での暴動報道に登場した“聖火防衛隊”って不思議な存在ですよね。
実際、彼らは活躍したようですが、TV報道を見ていると、頻繁に聖火を消してしまうんですよね。
あれ、なんですか?聖火って、アテネで採火した火を繋いでいくんじゃないんですか?
聖火ランナーが持つトーチは“火”を繋いでいくための道具でしかないし、そんなものを守るぐらいなら、リレーそのものを止めた方がいいんじゃないですか?
まぁ、“聖火”がどうのこうのと言う前に、そろそろ「オリンピック」の存在そのものを見直す時期にきていると思います。
かつて、クーベルタン男爵は「オリンピックは参加することに意義がある」と言いましたが、今のオリンピックに、そんな意義はありません。
モスクワオリンピック時の集団ボイコットも政治に利用された典型例ですし、スポーツとしての部分だけを見ても、「中東の笛」のような“参加”のための強引な審判、さらに薬物を使ってまで勝ちたいというドーピング問題などを考えると、「スポーツマンシップ」とはかけ離れているとしか思えないんですよね。
そんな世界大会に意義があるのですか?所詮は商業オリンピックなんですよね。主催するIOCにとってもビジネスならば、それに参加する各国・各スポーツ団体にとってもビジネスチャンスでしかなくなった、世界スポーツ大会(の一つ)でしかないわけで、そこに政治が絡んできたら、もう訳がわかりません。
それなら、いっそのこと「オリンピック」の看板を下ろし、各スポーツ毎に(必要に応じて)世界大会をやれば十分ではないでしょうか?
ま、いずれにしても、私の北京オリンピックへの興味は失せました。
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