mixiで「子猫の里親」募集の話を見ました。
「屋根のない吹きさらしの駐車場に、生後30日の子猫3匹がいます。
屋根のない場所なので、雨が降ったら寒い外で濡れたままです。
近隣住民に何度か虐待もされています。
近所の方が3年にわたり餌を与えていた地域猫の子です。
子猫が生まれたことにより、近隣の苦情が大きくなり、行き場がなくなっています。
その子猫の母親以外は、みな去勢手術しましたが、今回生まれてしまいました。
母猫も早く去勢するつもりです。
毎日世話をされているので、毛並みもよく、虫くだしの薬も与え済みです。
生後30日なので、1日でも早く母猫から引き離して保護しないと、捕まえられなくなってしまいます。
本当は私や世話をしている近所の方が保護するべきなのですが、事情がありできないので、
毎日お世話に通うのみです。 」
出ました!身勝手な言い分です。
その猫は地域猫なんかじゃありません。もともとは野良猫だったかもしれませんが、今は餌を与え、世話をする身勝手な複数の人の飼い猫なのです。
責任を持って飼育することができないのなら、餌などを与えることも罪なのです。
そもそも「地域猫」というのは、その地域住民全体の意志として責任を持って飼育し、他の住民に迷惑をかけないことが必要不可欠です。
餌をあげていればいいのではなく、飼い猫同様に排泄場所もキチンと定め後始末もする。避妊はもちろん、定期的な健康診断や寄生虫駆除なども行い、清潔と健康も守ることが必要です。そして、猫を嫌う人たちとも共存できる環境を与えて、初めて「地域猫」と言えるのです。
野良猫に餌を与えるだけの人たち、いや飼い猫を放し飼いにしている人たちにペットを飼う資格はありませんし、猫が可哀相などと言う権利もありません。
世の中、猫好きの人ばかりではありません。犬なら放し飼いは禁止されていますし、野犬は捕獲されます。
犬嫌いの人は、門を閉ざすことで敷地への侵入も防げますから対応は容易ですが、猫はその程度では防げません。庭に入り込み、糞をされる迷惑を受けても、明らかな飼い猫なら抗議はできますが、野良猫や飼い主が明確でない猫の場合、苦情の持って行き先がないのです。
自分自身で責任を持つことができないのなら、絶対に餌をあげてはいけないのです。
「地域猫」という言葉で誤魔化すのはやめでください。本物の猫好きの人にも迷惑をかけますから。
余談ですが、私は猫は好きというほどではありませんが、キチンと飼育されている猫は許せます。以前、捨てられた子猫を家族が拾ってきた時には、とりあえず保護し、里親を見つけ引き渡したこともあります。
しかし、好き勝手に行動する野良猫とそれに餌やりをするだけの身勝手な人は大嫌いなのです。
キチンと管理されたホンモノの地域猫なら黙って見守りますが、野良猫なら(餌やりしている人がいたとしても)我が家の敷地に侵入したら捕獲して保健所に引き渡します。迷惑ですから…。
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