松本龍復興担当相(60)、やりますなぁ~
新聞各紙の人物像紹介を読むと、なるほどと思うことばかり・・・。
松本氏は衆院当選7回で、旧社会党から社民党を経て民主党に入った。祖父、父はともに旧社会党参院議員で、祖父の治一 郎氏は「部落解放の父」として知られる。政界有数の資産家でもあり、4日に公開された衆参両院議員の昨年1年間の所得も民主党で2番目に多かった。党では 長年、主要ポストには就かなかったが、昨年9月に環境相兼防災相として初入閣を果たした。
性格面では「思ったことを率直に口にし、周囲の目を気にしない」という評があり、復興対策本部では「部下に仕事を任せ、『責任は俺が持つ』と言っ てくれるのでやりやすい」(幹部)という声も出ている。しかし、同時に放言も多く、6月には、閣僚の一人でありながら菅首相の退陣時期について、「6月 いっぱいだ」と記者会見で語ったほか、「(東日本大震災が起きた)3月11日以来、民主党も自民党も公明党も嫌いだ」と発言し、自公両党の反発を受けて陳 謝した。(読売新聞 2011.7.4 22:02)
菅直人首相の退陣表明や不信任決議案を巡り混乱した翌日の会見で、環境相だった松本氏は閣内で真っ先に「一日も早く退陣した方がいい」と断言。周囲には「普通の感覚でしゃべっただけだ」と平然としていたという。(毎日新聞 2011.7.4 21:26)
親分肌で歯に衣着せぬ物言い、野党だけでなく、自分の所属する民主党も嫌いだと公言し、自分のボスである菅首相に対しても退陣すべきだと語る松本氏だけに今回の「上から目線」の物言いは信念に基づき実行したのかも知れませんね。(笑)
復興担当相として訪れた被災地であんな発言をすれば、被災者でなくても反発することは小学生だってわかることです。
それを敢えて行い、まずはぞんざいな謝罪で、火に油を注ぎ、騒ぎが大きくなったところで「辞意表明」・・・。
いやぁ見事です。野党だけでなく、与党内からも反発の声を起こさせ、首相の任命責任を問わせるなど、実に見事な首相下ろしではないですか。
お見事~
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