昨日、高校生二人が死亡する自転車事故があったそうです。
「19日午後1時50分ごろ、千葉市美浜区美浜の市道で、競技用自転車に乗っていた男子高校生2人が、道路左脇に駐車していた無人の乗用車に相次いで追突、頭などを強く打って間もなく死亡した。2人は自転車競技部の3年生。現場は片側3車線の見通しのよい直線道路で、駐車禁止場所に路上駐車していた男性運転手(31)を自動車運転過失致死容疑で事情聴取している。」(SankeiWebより要約)
死者に鞭打つつもりはありませんが、高校3年生、それも自転車競技部の選手ともあろう者が、違法駐車の車両に突っ込んで死ぬというのは、ちょっとお粗末ではないかと感じたニュースです。
たしかに、男性が違法駐車していなければ起きなかった事故かもしれませんし、その過失を問う警察の姿勢にも反論はありませんが、公道を走る以上、自転車も交通法規を守る必要はあるわけで、彼らの前方不注意が直接原因であることは間違いありません。
しかも、(二人とも)死亡事故になってしまうということは、相当にスピードも出していたのではないでしょうか?自転車にも制限速度はあります。この市道の制限速度は知りませんが、それを超えていればスピード違反として検挙される可能性は会ったはずです。(自転車には、反則金制度がありませんから、検挙されれば前科になります)
不幸中の幸いは、彼らが(最終的に)被害者となったことです。これが、歩行者を撥ねていたら、加害者として責められたことでしょう。前途有望なスポーツ少年が、(不幸な)事故で亡くなった(だけ)という事故に遭ったという悲劇で済みました。
亡くなったことには哀悼の意を表しますが、自転車を愛用する方たちにも考えていただきたい事故だったと思います。
(なお、違法駐車の問題は、もっと責めて欲しいですね)
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