今日の怒りは京都新聞から拾いました。「側溝に電柱」という記事です。
ここで気にかかるのが、記者(記事の引用元は京都新聞ですが、テレビなども同様の報道でしたかね)や長岡京市土木課、NTT西日本の担当者たちののんびりした対応です。
なぜ、すぐに工事業者、それも実際に工事を担当した作業責任者に問い合わせないのでしょう?
排水溝の真ん中に電柱を立てるというのは、誰が考えても、おかしい工事ですよね。たとえ、作業指示書にそう書かれていたとしても、こんな場所に電柱を立てていいはずがありません。まずは、確認するのが道理というものです。
私に言わせりゃ、工事業者も市役所やNTT西日本も、取材した記者たちも、みんな同じ穴の狢です。とりあえず、やっちまえ!誰かに何かを言われてから対応すればいいぐらいの感覚なんでしょう。
せっかく、首の上に頭を載せているのだから、もう少し考えて行動してください。
追記(7/18)
「業者が工事をやり直した」という記事が出ました。具体的にはどのように直したのかが気にかかります。
迂回側溝だったのか、それとも堅かったという地盤を堀り直したのか、どちらなんでしょうね?
記事によれば、
「地盤が固く、現場の勝手な判断で側溝に立てたという。」
というのですが、やり直しさせられることは考えていなかったのでしょうか?
再工事の手間と費用だけを考えても、こんな安易な工事が認められるはずがないと思わなかったのでしょうか?
さらに記事では、
「市の担当者は「信じられない間違いですが、ソッコウで直ってまずはひと安心」。」
とまとめていますが、側溝の修復費は誰が負担するのでしょう?まさか再工事費用まで支払うことはありませんよね。>市担当者
それにしても、なぜ工事業者にコメントを求めないのでしょうか?>マスコミ
実際に担当した業者名も公表してもいいんじゃないですか?
もちろん、その際は業者のコメントも取材してください。
このようないい加減な工事をした原因が業者そのものにあるとすれば、他の工事現場でも手抜きが横行しているはずですよね。
電柱が倒れたりして、大きな事故が起きてからでは遅すぎますよ。!
先日、我が家周辺の市道で側溝の改修工事がありました。
それまで、小さめの側溝だったため、大雨が降るとすぐに溢れていたのですが、大型の側溝に変更されたのですが、その際、電柱を移設することで迂回側溝を止める工事も行われました。
面白かったのが、工事の手順です。
まず、既存電柱のギリギリまで新たな側溝を作った時点で、工事は中断。従来の迂回側溝は撤去され、新たな側溝は電柱により分断されたままの状態です。
約1ヶ月ほど過ぎた時点で、電柱所有者の東京電力が、宅地内に新電柱を立て、電力線を移設、NTT線やCATV線はそのままです。さらに1ヶ月ほどの間に、それぞれの工事業者がケーブルの移設を行い、ようやく旧電柱は丸坊主の状態になりました。
数日後、再び東京電力系の工事業者が来て、旧電柱を引き抜きました。
さらに数日後、側溝工事の業者が来て、1mほどの側溝を付けて、ようやく完了という手順でした。
いやぁ、複数の事業者とそれぞれの工事業者が関わると、工事の手間も期間も大変ですね。なんとか一元化できないものでしょうか?
投稿情報: はつかり | 2007/08/29 07:14