防犯用の装置が、ストーカーに悪用された事件が報道されました。
報道によれば、「ストーカーで逮捕された男が、つきまとっていた女性の車に(盗難防止用の位置情報提供サービス機器を取り付け)立ち寄り先に先回りしていた」そうです。
利用料金などから推測すると、おそらくココセコムだと思いますが、まさかこんな利用法があるとは思いませんでした。
「位置情報検索」サービスは、携帯電話でも行われていますが、ココセコムは基本料金が割安なので、リーズナブルなんですよね。実は、私も家族に持たせています。(ただし、実際に検索したり、ガードマンに急行してもらう金額は安くないので、あくまでも保険的な使い方と割り切るべきでしょう)
それにしても、こんな使い方をされるのは怖いですね。今回の事件では、『警備会社は身元確認などを行っていたが、「ストーカーで警告を受けた人物とは分からなかった」』そうですが、その時点で犯罪者でない以上、個人情報保護の問題もありますし、やむを得ないでしょうね。まして、過去に犯罪歴のない人だったら、どうしようもありません。
防犯を目的とした装置が、犯罪に使用されることは、これからも増えてくることでしょう。一人一人が正しい知識を身につけ、自己防衛することが必要な時代になってきたような気がします。十分に注意しましょう。
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