タレントの「星野奈津子」が自身のブログで不適切な発言をしたことから、芸能活動を一年間自粛することになったという記事を見つけました。記事によれば、最近起きた事件に関して、不適切な発言をしたからだそうです。
実際の発言内容も読んだのですが、「家族とニュースを観ながらあぁだこぅだいうのが大好きで~『あれは絶対●●の仕業だよ!』~とかそんな話で持ち切り!!」(一部省略)というものですから、どこにでもあるようなたわいもない一言です。
しかし、(具体的な確証もなく)特定の人を犯罪者と名指しする話をブログに書いたことが問題になりました。
これを書いたのが一般人だったとしても、誹謗中傷や名誉毀損に当たる問題発言ですし、まして、タレントが公式ブログに書くには、あまりにも重過ぎる一言だと言えるでしょう。
(問題となったブログ発言は画像の通りですが、すでに当該ブログでは削除されていることと、肖像権などの問題も派生しかねないので、公開範囲を限定させていただきました。許可メンバーはログインしてご覧ください。それ以外の方は「ページが見つかりません」と表示されます。あしからずご了承ください)
また、こんな記事も見つけました。
軽い気持ちでの言動が、他人の心を傷つけるだけでなく、自分自身の将来も暗く悲しいものにしてしまうことに気づかないのでしょうか。
もっとも、こんなことは若者たちだけの現象ではないんですよね。食品の賞味期限や消費期限をはじめ、建物の耐震強度や自動車のクレーム隠しなど、企業のモラルが問われる事件不正発覚後の対応や政治家たちの問題発言なども数え上げたらキリがありません。
そういえば、さまざまな不正隠蔽事件が発覚した企業の経営者たちが行った対応の善し悪しで、両極端の結果を招いているという記事もあります。これを読んで感じるのは、「こんな当たり前のことがわからないのか」という驚きなんですよね。
家庭や友達同士など内輪の会話ならともかく、不特定多数を前にした発言は、安易に取り消せばいいというものでもないし、簡単に抹消することなどできないのです。
とくに注意したいのが、ブログやSNSなどネットワーク上での発言ですね。私のような一小市民の発言であっても、世界中の人に向けた発言だということになるわけです。
実際に読んでくれる人がどれだけいるかわかりませんが、このブログも、「ディスプレイの向こうには、大勢の人がいる」ということを意識しながら、発言していくことにしましょう。
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