先日、「1,000万円が当たった宝くじを売り場に置き去りにして立ち去った人がいる」というニュースがありましたが、ようやく持ち主が判明したようです。
記事によれば、「男性は1000万円のほかに、6万5000円分のくじも当たっており、うれしくなり、ほかに当たりくじがあるかどうか確認せずに帰ってしまった」のだとか。「男性は7日に、この件を報じた新聞を読んで、自分のことだと気付いたが、仕事が忙しく、休みの10日になって署を訪れた」という点を見ても、男性はおっとりとした性格なのかもしれませんね。
一方、最初のニュースに飛びついた人も少なくなかったようですね。この人のほかに「自分ではないか」という問い合わせが19件あったそうです。中には、「認知症になった爺さん(が換金に行ったの)かもしれない」という言い訳的な問い合わせもあったようですが、さすがに警察だってバカではありません。「同署は不正な名乗り出を防ぐため、持ち込まれた時刻などを明らかにしていなかった」そうです。
その場で換金できる6万5000円を受け取ったという話も発表していなかったわけですから、認知症の爺さん云々などの誤魔化しは通用するはずがないと思うのですが、問い合わせた人たちは、どの程度食い下がっていたのでしょうね?
それにしても世知辛い世の中です。テレビ局のワイドショウ関係者の皆さん、この19人がどんな気持ちで問い合わせたのか、追跡取材して頂けませんか?きっと、現代ニッポンの世相が見えてきますよ。
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