二つの興味深い記事を見つけました。
一つめは「“超大盛り丼”わるふざけネット公開 吉野家に苦情殺到」というもの。
実際に掲載された動画やその後の情報はコチラにありますが、どうやらアルバイト店員たちが、店内の食材や設備を使い、超大盛り丼を作ったという悪ふざけの動画をネット上に公開したもので、衛生上の視点や食品に対する悪ふざけに対して、吉野家に苦情が殺到したというものです。吉野家は「動画投稿に対する対応について」という謝罪文を掲載することになったそうです。
二つめは「mixi日記に「INFOBAR 2に欠陥品」と“告白”?」という記事。
こちらは、製品検査担当者を自称する人物が自身のmixi日記に「企業秘密漏洩します。あまり検査をせず、欠陥品をそのまま流している」と告白したことから、欠陥商品騒動に発展。日記はIDごと削除されることになったものの、続報によれば、メーカーが内部調査をした結果、派遣社員が『事実無根で冗談で書き込んだ』と謝罪したそうです。
それにしても、あまりにも安易な行動ですね。やったという話が事実であるかどうかに関わりなく、それを見た多くの人が不快感や不信感を持つことを想定しなかったのでしょうか?
そして、その結果、どういう騒動になるかの予測もできなかったのでしょうか。
PCやゲーム機にどっぷり浸かって育った世代は、なんでも“リセット”できるとでも思っているのでしょうか?
いや、若い世代ばかりじゃありませんね。賞味期限改ざんの食品業界やリコール隠しの自動車・機器業界、耐震偽装の建設業界、贈収賄の官公庁関係者なども、発覚したらリセットできるとでも考えていたような気もします。
ゲームのようなバーチャル社会ならリセットも可能でしょうが、実社会ではリセットなんてなかなかできません。
一つの行動を起こすなら、それが社会に対してどういう影響を与える可能性があるのかをよく考えて行動してほしいものですね。
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