「非常識110番急増、警察業務に支障も」という記事があります。
「○○さんの自宅の電話番号を教えて」と電話番号案内代わりに使うケースや、「新しく買った携帯電話の電源が入らない」といった相談のほか、「公衆トイレにいるが、紙が切れて困っている。持ってきて」「雨なので家まで送って」など私的な要求が掛かってくるのだとか。
「救急医療」でも似たような話は多いようですね。「タクシー代わりに救急車を呼ぶ」のを筆頭に、「(救急なら)待ち時間がないだろう」「昼間は忙しいから、夜間救急で診療を受けたい」など、日常茶飯事だそうです。なかには、早朝に救急病院を訪れ、「子供が風邪をひいて熱を出した。今日はディズニーランドに遊びに行くから、薬を出して欲しい」という本末転倒、無茶苦茶な要求もあるのだとか。
というわけで、110番や119番回線が、不要不急、身勝手な電話で埋まってしまっているという話が続いています。
それにしても、酷いものですね。以前なら、本来通報すべき内容でも「警察や救急車を呼ぶほどではない」と遠慮する人の方が多かったのに、今では「使わなければ損」とでも思っていそうな人が増えているんですよね。
このような身勝手な人が増えたおかげで、本来の業務に差し障りが出てきているというのですから、困ったものです。
いっそのこと、110番や119番通報のうち、明らかにお門違いな連絡は、威力業務妨害で摘発するというような法律でも作った方がいいのじゃないでしょうか?
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