女将の囁きで注目を浴びた「船場吉兆」ですが、消費期限改竄、食肉産地偽装に続き、食べ残し食材の使い回しまで発覚したという報道に、ただただ呆れるばかりです。
使い回した食材は、アユの塩焼きのほか、ゴボウをウナギで包んだ八幡巻き、エビに魚のすり身を塗って蒸した「えびきす」、サケの焼き物、稚アユの素揚げ、刺し身の付け合わせに出していたゼラチン加工品などだそうですが....。
それにしても、「(食品の再利用は)品質が保たれ、健康被害を及ぼす恐れがなければ、食品衛生法違反にはならない」、「食品を扱う業者としてモラルに反する行為」でしかないというのには驚きました。食品衛生法では想定外だったのでしょうか?
もっとも、昔から、キャバレーなどではポップコーンや野菜スティックなどは平気で使い回しているという話があるんですけど、これも想定外?与党も野党も低レベルな政権争いをする前に、このようなザル法を改定していって欲しいものです。
もはや、我が国の社会にモラルは求められない時代になってしまったのです。心の不自由な人が多いのですから。
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