2010.01.06 日本時間12時30分頃、アディ・ギル号が調査船第2昭南丸に衝突
(財)日本鯨類研究所 提供
やってくれますね。シーシェパード。
かつて、地球最速のエコボートと称された「アースレース(Earthrace)」を買い取り、各種装備を満載した最新型妨害専用船「Ady Gil(アディ・ギル)」号に改造、日本の捕鯨船攻撃に使い始めたものの、いとも簡単に大破、海の藻屑と消えたそうです。
この激突について、シーシェパード側は、「停止しているところを当て逃げされた」とほざいているそうですが、動画を見ると、自ら当たりに行ってます。
当初から「Ady Gil(アディ・ギル)」号の後方にはスクリューによる泡が出ています。つまり、前進していたということ。しかも衝突角度は保ったままです。
さらに、衝突寸前にはこの泡が大きくなっているのですから、加速して捕鯨船に体当たりしようとしたのでしょう。
まぁ、日本の捕鯨船側に非はないことは明らかです。
この辺りの分析は「さぼり記」というブログが面白いのですが、私に言わせりゃ、強度と耐衝撃度の違いを理解していなかったのがバカだと思うんですよね。
硬度10のダイヤモンドだって、鉄製のハンマーで叩けば砕け散ります。堅いものほど、衝撃による破壊には弱いんですよね。
だから、あの衝突では、鉄製の捕鯨船は凹むかもしれないけれど質量比が大きすぎるので壊れることはないでしょう。
しかし、その相手のAdy Gil号は衝撃で木っ端微塵になるのも当然だろうと思います。
まぁ、シーシェパードの連中が自爆してくれたことは、今後の調査捕鯨を考えると悪いことではありませんが、(元)エコボートが失われたことは残念ですね。
もっとも、鉄人28号じゃありませんが、「♪ある時は正義の味方、ある時は悪魔の手先、敵に渡すな、大事なリモコン・・・」なんですよね。もともとは正義の味方バットマンのボートでも、悪の組織シーシェパードの手に渡った「悪魔の手先」でしたから、この結果はやむを得ないことだったのでしょうね。
これは自らぶっ壊して
「かわいそうなのは、この子でござい、・・・・・・・」
と言いたかったのでしょうね。
投稿情報: 琥珀 | 2010/01/07 08:53
意識は、日本の学生運動なんかと同じでしょう。
自分たちが危害を加えても、相手から危害を加えられることはないと勝手に思い込んでいるんです。
もっとも、今回の衝突は、「複合カーボン繊維+ケブラー製」を過信していたのでしょう。船体の形状、総トン数の差、慣性の法則、衝撃のかかる部分の面積など、全ての科学的法則を無視した文字通りの猪突猛進ですから、あの程度の破損で済んだのは不幸中の幸いでしたね。
いや、どうせなら完全にバラバラになってしまえば良かったのに・・・。
投稿情報: はつかり | 2010/01/07 10:14