連合赤軍事件の中心的人物で、''93年に死刑が確定('06年、再審請求も棄却)した元連合赤軍幹部の永田洋子死刑囚(63)が拘置先で危篤状態だそうです。報道によれば、「'84年に脳腫瘍の手術を受け、最近は寝たきりの状態が続いている」そうですが、この記事を読んで、ちょっと複雑な思いになりました。
死刑囚といえども、刑が執行されるまでは(平穏に)生きる権利はあります。ですから、当然のことながら、今回も治療と延命のために税金が使われるづけることになるわけですよね。しかも、このまま永田洋子死刑囚(63)が死亡してしまえば、刑は執行されなかったという事実だけが残ることになります。
これが法治国家でしょうか?いえ、まさに放置国歌ですね。
死刑制度については、国際的に是非が問われていますし、万一冤罪であった場合には取り返しのつかない問題を引き起こすことは間違いありませんが、連合赤軍事件のように、誰の目にも明かな事件で極刑を言い渡された死刑囚に対しては、早々に刑を執行してしかるべきではないでしょうか。
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