ベストセラーとなった盗作本「最後のパレード ディズニーランドで本当にあった心温まる話」(サンクチュアリ・パブリッシング発行、中村克著)ですが、出版元はようやく自主回収を決めたそうです。
しかし、出版元の告知文を読んでみると、ちょっと引っかかりますね。「本日、同書籍を各書店様の店頭から回収させていただくことを決定いたしました」だそうです。
ということは、既に購入されてしまった書籍は回収しないのでしょうか?
そう言えば、著者の中村克氏の迷走はまだまだ続いているようで、独自の見解で自己を正当化し続けています。
同氏のブログは、書き込んでは消去を繰り返していますので、法に従い、正当な引用(出展明記、引用は一部のみ、改変なし、主文の意見を引き出すための、必要最小限の引用)をさせていただきます。
「東村山通信 ユニセフへの寄付について」(2009年4月30日)より引用
「最後のパレード」関係者は、30日に日本ユニセフ協会に初版本分(47,000冊)の売り上げの3%に当たる1,776,600円を寄付できたと発表しました。
(中略)
※ このニュース記事の無断引用、掲載を固く禁じます。
寄付をするのは勝手ですが、著作権侵害をしているのですから、購入者からの返本も受け付けなければおかしいですよね。相当な赤字になると思うのですが、その時にこの寄付を返してくれなんて言いませんよね。
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